鬼管理専門塾のオンライン指導は「授業」ではなく「管理」でできている。週1回50分のZoom面談(1教科ごと)でテストと翌週の計画を行い、面談のない6日間は毎朝その日の課題が数値で届き、達成度を毎日確認される。教材は市販の参考書で、塾オリジナル教材は使わない。Zoomのオンライン自習室が365日開いており、質問はLINEで受け付ける。必要な機材はスマホとペンだけである。
1週間の流れ
| 曜日 | やること | 誰が |
|---|---|---|
| 週1回(面談日) | Zoomで50分×1教科。前週分のテスト → 達成度を数値で評価 → 翌週の計画を決める | 担当講師(科目ごとに1人) |
| 面談のない6日間 | 毎朝その日の課題が届く(例:英単語500語+長文3題)。時間・場所・教材・目的を5W1Hで指定 | 講師が指示、生徒が実行して報告 |
| 毎日 | 進捗を数値で確認。遅れていれば即修正指示 | 講師 |
| 毎週 | テストで合格ラインを下回れば追加課題。計画のズレをその週のうちに組み直す(追加費用なし) | 講師 |
公式の説明では「差がつくのは授業の50分ではなく、残りの18時間」で、面談のない時間を管理することが指導の本体である。1コマ=1教科なので、3科目なら3人の講師と週3回の面談になる。
授業をしない理由
公式は「授業は一切しない」「自学自習を徹底する」を方針として掲げ、理由を「授業を聞くだけで成績が上がることは絶対にない。自転車は他人が乗るのを見ても乗れるようにならない」と説明する。全員が同じ授業を受けると偏差値50に収束する、週1回の授業では変化が遅すぎる、という3点を「従来の塾の限界」として挙げている。
これは学習管理型塾に共通する考え方で、武田塾なども同じ立場を取る。授業を聞いて理解するのが得意な人には向かず、「何をやればいいか分からない」「自習時間はあるが伸びない」人向けの設計である。
教材は市販の参考書。費用は別
- 塾オリジナル教材はなく、難関校・資格試験に実績のある市販の参考書でカリキュラムを組む
- 入会直後に買う冊数は、参考書が少ない科目で5冊程度、英語・数学は10冊以上になる場合がある
- 費用は科目あたり5,000〜10,000円前後が目安。新品同様の中古でそろえる受講生が多い(書き込みのある中古は非推奨)
- 参考書代は指導料と別
参考書を自分で買う方式は、退塾後も教材が手元に残る利点と、初期費用が読みにくい欠点がある。説明会で「最初に買う参考書のリスト」を出してもらうと総額が見える。
オンライン自習室と解説動画
Zoomのオンライン自習室が365日開いており、全国の受講生が勉強している様子が映る。勉強時間の習慣化と「勉強時間勝負」ができる機能として2023年にプレスリリースで告知された。物理的な自習室はない。
各科目に単元別の短い解説動画があり、分からない箇所は動画で確認できる。質問はLINEで365日受け付ける。ただし担当講師は専属科目以外の質問には答えられない場合があり、科目ごとの講師に聞く形になる。
必要な機材
| 必須 | スマホ(Zoomアプリ)、ペン・鉛筆 |
|---|---|
| 不要 | PC・タブレット(あれば内容を吸収しやすいと公式は補足) |
| 通信 | 自宅のネット環境。通信費は受講生負担 |
| 場所 | 自宅が基本。公式FAQは「家で勉強できないと言う受験生の大半は部屋が勉強できる状態にない」とし、自習室に頼る前に環境を整えることを勧めている |
オンラインで集中できるか、という不安への答え
知恵袋で最も多い質問が「オンラインで本当に集中できるのか」である。鬼管理専門塾の答えは、集中を本人の意志に任せず、毎朝の課題指示・毎日の進捗確認・週テストで「サボる選択肢を奪う」というものである。管理されれば動ける人には機能し、管理そのものを負担に感じる人には機能しない。無料説明会で1日の課題量を見せてもらい、それを毎日こなせるかで判断する。
Zoom面談の中身
週1回50分の面談は、前半にテスト、後半に翌週の計画という流れで進む。テストは前週に指示した参考書の範囲から出題され、「できる・できない」を数値で判定する。合格ラインを下回った範囲は翌週に持ち越し、追加課題が出る。後半では、志望校の試験日から逆算した月の到達点に対して今どこにいるかを確認し、翌週の課題を日単位に分解する。
面談は科目ごとに別の講師と行うため、3科目なら週3回、それぞれ50分になる。時間帯は18〜22時が中心で、学校や予備校との兼ね合いで選べる。講師の勤務時間もこの帯に設定されている。
毎日の課題指示と報告の形
- 毎朝、LINEでその日の課題が届く。内容は「参考書名・ページ・問題数・目安時間」まで指定
- やり終えたら、やった内容・かかった時間・分からなかった箇所を報告する
- 報告がない、または遅れている場合は講師から連絡が入り、当日中に修正の指示が出る
- 分からない箇所はLINEで質問し、担当科目の講師が答える。単元別の解説動画で確認することもできる
「毎日報告する」という行為そのものが、この塾の管理の中心である。報告を負担に感じる人は続かない。逆に、報告することで「今日やった」という記録が残り、それが習慣化につながると公式は説明している。
オンライン塾として見たときの長所と短所
| 長所 | 短所 |
|---|---|
| 地方・海外から同じ指導を受けられる | 自習室がなく、家で勉強する環境が要る |
| 往復時間と交通費がかからない | 画面越しなので、講師の目が届く範囲は報告に依存する |
| 夜遅くの帰宅がない | 通信環境が悪いと面談が成立しない |
| 講師を地域ではなく目標校で選べる | 同じ塾の受講生と対面で会う機会がない(オンライン自習室で代替) |
オンライン塾の短所は、環境と自己管理の負担が家庭側に寄ることにある。鬼管理専門塾はその自己管理の部分を毎日の課題指示と報告で外部化しており、オンライン塾の短所を管理の密度で埋める設計になっている。
よくある質問
Q. 鬼管理専門塾に自習室はありますか?
物理的な自習室はない。Zoomのオンライン自習室が365日開いており、全国の受講生と一緒に勉強できる。
Q. 授業はありますか?
ない。週1回50分の面談(テストと計画)と、毎日の課題指示・進捗確認が指導の中身。単元別の解説動画はある。
Q. パソコンは必要ですか?
不要。スマホのZoomアプリとペンがあれば受講できる。
この塾が自分に合うかは、無料説明会で「合格に必要な勉強量」を数字で出してもらって判断できる。
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出典
- なぜ授業をしないのか(公式)
- 「鬼管理」とは(公式)
- 指導カリキュラム・参考書のFAQ
- よくあるご質問
- 記載の料金・制度は2026年9月時点の公開情報。最新の条件は公式の無料説明会で確認できる
運営者:塾タイムズ。本記事は第三者の立場で公開情報を整理したもので、塾の公式見解ではない。

